National Association for Pelvic Health — Japan
がまんが、
あたりまえじゃない。
尿もれも、産後の違和感も、「年齢のせい」とあきらめなくていい。 NAPH(全国骨盤底協会)は、骨盤底の健康について信頼できる情報と、相談できる専門家を、誰もが見つけられる場所をつくります。
全国50施設から探せます。症状チェックは2分・登録不要で、医師にそのまま渡せる「受診メモ」ができます(診断ではありません)。
- 全国50施設のネットワーク
- 米国NAFCと連携
- 産婦人科専門医の監修
どこから読めばいいか、わからない方へ
Start here骨盤底の悩みは、人に話しにくいまま何年も続くことがあります。気になっていることを選ぶと、関連する情報の入口をご案内します。
症状の判定・診断を行うものではありません。気になる症状があるときは医療機関にご相談ください。
いま、気になっていることは?
相談できる専門家を、いま探そう
Find a specialist骨盤底の診療・ケアに携わる50施設(19都道府県)が参加しています。産婦人科・泌尿器科・内科・整形外科まで、地域で診てきた先生たちが名前を出して参加しています。「どこに行けばいいのか分からない」が、この悩みの一番の壁です。
- 施設名・所在地・診療科から絞り込めます
- 受診の可否や適応は施設ごとに異なります
- 迷ったら、先に症状チェックで受診メモを作ってからでも構いません
掲載順・検索順は会費や協賛によって変わりません。受診の可否・適応は各施設にご確認ください。
Participating facilities & doctors
参加している施設と、先生たち
カードをクリック(タップ)すると、その施設の詳細をご覧いただけます。
読みもの
Reading過活動膀胱(OAB)とは
過活動膀胱は、急に強い尿意を感じる、我慢することが難しい、トイレの回数が多くなるといった状態を指します。日常のなかで、外出先や会議の途中など、思いがけないタイミングで強い尿意を感じることがあり、生活のなかでの負担につながることがあります。 夜間に何度も目が覚めてトイレに行きたくなる場合も、過活動膀胱に関連する状態の一つとして考えられています。睡眠が妨げられることで、日中の体調や気分に影響が及ぶと感じる人もいます。 誰にでも起こりうる状態であり、年齢や性別を問わず経験されることがあります。加齢とともに感じやすくなる傾向があるとされていますが、若い世代でも経験することがあり、年齢の高さだけが原因とは限りません。症状の感じ方や頻度には個人差があり、軽い違和感程度の場合もあれば、日常生活に影響が及ぶと感じる場合もあります。 膀胱は、尿をためている間は比較的落ち着いた状態を保ち、ある程度たまったところで尿意を感じ、排尿に至るという働きをしています。この働きには神経や筋肉、骨盤底の状態などが関わり合っていると考えられており、膀胱が意図しないタイミングで収縮することが、急な尿意につながる一因として考えられています。骨盤底は膀胱を下から支える役割も担っており、その状態も膀胱の働きに関わりがあると考えられています。 原因は一つに特定できるものではなく、加齢に伴う変化、骨盤底の状態、生活習慣、ほかの病気の影響など、複数の要因が関わっていると考えられています。原因や程度は人によって異なるため、同じような症状であっても、背景にあるものはそれぞれ違うことがあります。 気になる症状がある場合、医療機関では問診によって症状の内容や生活への影響を確認したうえで、必要に応じて検査が行われることがあります。検査の内容や進め方は、症状や状態によって異なります。問診では、トイレの回数や我慢のしづらさ、水分の摂り方など、日常の様子を伝えることが参考になるとされています。 日常生活のなかでは、水分やカフェインのとり方を見直す、トイレのタイミングを整える、骨盤底の状態を意識するといった工夫が取り入れられることがあります。ただし、こうした工夫の感じ方には個人差があり、誰にでも同じように当てはまるとは限りません。 過活動膀胱についての理解が進むことで、症状がある人が声を上げやすくなり、周囲の人もその状態を理解しやすくなると考えられています。家族や職場など身近な人に体調を伝えておくことで、無理のない範囲で過ごしやすくなる場合もあります。 過活動膀胱は、恥ずかしさから相談をためらわれることが少なくない状態でもあります。仕事や外出のたびにトイレの場所を気にしてしまうなど、行動範囲や気持ちの面に影響を感じる人もいます。しかし、症状は年齢のせいだけで片付けられるものではなく、医療機関に相談することで、状態に応じた対応を検討できる場合があります。気になる症状がある場合は、一人で抱え込まず、医療機関にご相談ください。
監修:丸山 真理子(産婦人科専門医)
産後の骨盤底ケアの基礎
出産は、赤ちゃんが産道を通る過程などを通じて、骨盤底に大きな負担がかかる出来事です。骨盤底は、膀胱・子宮・直腸などを下から支える筋肉や組織の集まりで、妊娠中から出産後にかけて、その状態が変化することがあります。 産後は、尿もれを感じる、下腹部に重さや違和感を覚える、以前より力が入りにくいと感じるなど、さまざまな変化が起こることがあります。せきやくしゃみ、体を動かしたときに尿もれを感じたという声も聞かれますが、感じ方や程度には個人差があり、同じ時期に出産した人同士でも状態は異なります。 骨盤底の状態は、出産の経過や体格、妊娠中の過ごし方など、複数の要因によって影響を受けると考えられています。経腟分娩か帝王切開かによっても状態の変化のしかたは異なるとされていますが、いずれの場合も骨盤底に一定の負担がかかることは共通しています。そのため、産後の骨盤底の状態を他の人と単純に比較することは難しく、それぞれの状態に合わせて向き合っていくことが大切だと考えられています。 産後しばらくの間は、体を休めることが優先される時期です。骨盤底に負担をかけすぎない過ごし方を意識しながら、体調の回復に合わせて少しずつ生活のペースを戻していくことが、一般的な考え方として示されています。長時間の立ち仕事や重い荷物を持つ動作は、骨盤底への負担につながる場合があるとされ、無理のない範囲で少しずつ行うことが勧められています。 骨盤底の状態を整える取り組みとして、骨盤底の筋肉を意識して動かす運動が行われることがあります。取り組みの内容やペースは体調や産後の経過によって異なるため、自己判断で無理に進めるのではなく、体調に合わせて行うことが大切です。産後の時期は体調の変化が大きいため、無理をせず、できる範囲から始めることが基本とされています。 産後の骨盤底の状態は、時間の経過とともに少しずつ変化していくことが多いとされていますが、変化のしかたやペースには個人差があります。焦らず、自分の体調に目を向けながら過ごすことが大切だと考えられています。 産後は育児に追われ、自分の体の変化を後回しにしてしまうことも少なくありません。夜間の授乳や慣れない育児で睡眠や休息が十分にとれない時期でもあり、体だけでなく気持ちの面でも負担を感じやすい時期です。しかし、尿もれや骨盤底の違和感は、多くの人が経験しうる変化であり、一人で抱え込む必要はありません。周囲に相談しにくいと感じる場合でも、同じような経験をした人は少なくないと考えられています。 産後の健診の機会などを活用し、気になる症状があれば医療機関や専門家に相談することが勧められています。症状が続く場合や、日常生活に影響を感じる場合は、早めに相談することで、状態に応じた対応を検討できることがあります。体調に不安があるときは、身近な医療機関や自治体の相談窓口など、頼れる先を持っておくことも安心につながると考えられています。
監修:丸山 真理子(産婦人科専門医)
数字で見るNAPH
全国骨盤底ネットワークの参加施設。産婦人科・泌尿器科ほか。
北海道から沖縄まで。相談できる場所を、住む場所で諦めない。
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