Conditions

夜尿症(おねしょ)

5〜6歳を過ぎても夜間の尿もれが続く状態を指します。成長の個人差が大きく、本人や家庭のしつけのせいではありません。

お子さん・ご家族

監修:丸山 真理子(産婦人科専門医)

夜尿症は、眠っている間の尿の量・膀胱にためられる量・眠りの深さのバランスがまだ育ちきっていないことで起こるとされ、多くは成長とともに変化していきます。本人の努力不足や、家庭のしつけの問題ではありません。

一方で、生活の工夫で変わる部分や、背景に別の要因が隠れている場合もあるため、続くとき・本人が気にし始めたときは、小児科などで相談できます。叱ることは改善につながらないとされており、本人が安心できる環境づくりが出発点になります。

受診の目安

小学校入学ごろになっても続く、本人が気にし始めた、昼間の症状や急な変化を伴う場合は、小児科・小児泌尿器科にご相談ください。宿泊行事の前は、早めの相談で選択肢が広がります。

早めに相談したいサイン

  • 昼間の尿もれ・強い頻尿を伴う
  • のどの渇きが強く、水を飲む量が急に増えた
  • 一度なくなった夜尿が、しばらくして再び始まった
  • 発熱や排尿時の痛みを伴う

これらに当てはまる場合は、セルフケアで様子を見るのではなく、早めに医療機関にご相談ください。強い痛みや急な変化があるときは、受診できる医療機関を早めに探してください。

主な症状

  • 5〜6歳を過ぎても夜間の尿もれが月に数回以上続く
  • 一度なくなった後に、再び始まった
  • 昼間ももれる・トイレが極端に近いなどを伴う

考えられる背景・原因

  • 夜間につくられる尿の量と、膀胱にためられる量のバランス
  • 睡眠の深さ・目覚めにくさ
  • 体質・家族歴が関わることがあるとされる
  • 便秘など、別の要因が隠れていることもある

セルフケアの考え方

  • 夕方以降の水分のとり方を、無理のない範囲で整える
  • 寝る前にトイレに行く習慣をつくる
  • できた日を記録するなど、本人を責めない関わり方を心がける
  • 便秘があれば、あわせて相談する

Medical notice

本ページは一般的な情報提供を目的としています。特定の効果を保証したり、診断・治療に代わるものではありません。症状がある場合は医療機関にご相談ください。

監修:丸山 真理子(産婦人科専門医)