Data
数字で見る骨盤底
骨盤底の症状はどれくらいの人にあり、どれくらいの人が受診しているのか。公表されている全国調査・実態調査の数字を、出典を明記してそのまま引用します。 NAPH独自の解釈は加えていません。
01
全国では
Nationwide日本排尿機能学会が2023年に実施した全国疫学調査(JaCS 2023・20〜90代の男女6,210人)より。
77.9%20歳以上で、何らかの下部尿路症状(頻尿・尿もれ・夜間頻尿など)がある人の割合
約1,300万人過活動膀胱の症状がある人の推計(20歳以上)
4.9%下部尿路症状がある人のうち、治療を受けている人の割合
12.4%症状が日常生活に影響していると答えた人の割合。影響が最も大きい症状は夜間頻尿
受診しない理由(複数回答)
症状に困っていないから86.4%
病気だと思っていないから16.9%
年のせいだと思っているから15.0%
症状のある人の8割以上が「困っていない」と答える一方で、症状が生活に影響している人の多くも未受診にとどまっています。「病気だと思っていない」「年のせい」という理由は、よくある誤解とも重なります。
出典:一般社団法人日本排尿機能学会「下部尿路症状に関する疫学調査(JaCS 2023)」(2023年実施・全国の20〜90代男女6,210人)。数値は同学会の公表値。
02
妊娠・出産では
Pregnancy & postpartum一般財団法人日本女性財団による実態調査「#1万人ママの声を聞かせて」(2022年・WEB調査・出産経験者6,505名/出産回数11,570回)より。
91%妊娠中または産後に、腰痛や尿もれなどの身体トラブルがあった人の割合(n=6,505)
53.2%産後に尿もれがあった人の割合(複数回答・n=8,680)。妊娠中は44.7%
85%産後に症状があっても、受診しなかった人の割合
68.9%身体トラブルが育児・家事・復職・次の妊娠の何かに影響したと答えた人の割合
- 産後に現れた身体症状は腰痛(63.6%)・尿もれ(53.2%)・肩の痛み(44.4%)の順に多い(複数回答・n=8,680)
- 身体トラブルがあった人のうち、育児へ支障46.6%・家事へ支障43.0%
- 産後ケア事業が充実していると思わない人は90.2%(n=5,870)
- 「医療機関や行政機関から、セルフケアについて正しい情報を教えてほしい」60.9%
出典:一般財団法人日本女性財団「妊娠中出産後の母体の身体トラブル実態調査 #1万人ママの声を聞かせて」(2022年・令和4年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業)。数値は同財団の公表値。設問により回答母数(n)が異なります。
この調査に寄せられた自由記述(実際の声)は、声を聞かせてくださいのページで引用しています。