Myths & facts

よくある誤解

骨盤底の悩みが相談されないままになる背景には、いくつかの「思い込み」があります。ひとつずつ、実際のところを整理します。

01尿もれは、年をとれば当たり前。

実際のところ

加齢は要因の一つですが、「当たり前だから何もできない」わけではありません。原因の評価によって、生活の工夫・トレーニング・治療など選択肢が変わります。

症状セルフチェック

02出産していなければ、骨盤底はゆるまない。

実際のところ

出産は大きな要因ですが唯一ではありません。加齢・体質・慢性的な咳や便秘・体重などでも症状は起こります。

女性の方へ

03男性には関係ない。

実際のところ

男性にも骨盤底はあります。頻尿・尿もれ・排尿のしづらさは男性にも起こり、前立腺の手術後の尿もれでは骨盤底のトレーニングが行われることがあります。

男性の方へ

04水分を減らせば、尿もれは防げる。

実際のところ

極端に減らすと尿が濃くなって膀胱を刺激したり、脱水につながったりすることがあるとされています。自己判断で大きく減らさず、とり方は相談しながら整えるのが安全です。

食事・水分の工夫

05恥ずかしい悩みだから、病院で話すことではない。

実際のところ

婦人科・泌尿器科・大腸肛門科にとって、排泄の悩みは日常的に扱っている相談です。話し出せない場合は、受診メモや排尿日誌を渡すだけでも伝わります。

受診メモを作る

06病院に行ったら、すぐ手術になる。

実際のところ

状態の評価が先で、生活の工夫・骨盤底筋トレーニング・行動療法・薬など、手術以外の選択肢が検討されることも多くあります。治療を受けるかどうかは本人が決めることです。

治療・管理の流れ

07トレーニングは、おなかに力を入れて頑張るほど効く。

実際のところ

おなか・お尻・太ももの力みは、むしろよくあるつまずきです。動かすのは骨盤の底だけ。呼吸は止めません。

骨盤底筋トレーニング

08おねしょが続くのは、しつけの問題。

実際のところ

夜尿症は、尿の量・膀胱の容量・眠りの深さのバランスがまだ育ちきっていないことで起こるとされ、本人の努力や家庭のしつけの問題ではありません。叱ることは改善につながらないとされています。

夜尿症

09パッドでしのげているから、受診しなくていい。

実際のところ

パッドは心強い対処ですが、原因の評価とは別のものです。使う枚数が増えてきた・外出を控えるようになった、は相談のサインとされています。

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Medical notice

本ページは一般的な情報提供を目的としています。特定の効果を保証したり、診断・治療に代わるものではありません。症状がある場合は医療機関にご相談ください。