Conditions

間質性膀胱炎・膀胱痛症候群

膀胱にたまると痛みや不快感が強まり、頻尿・尿意切迫感を伴う状態です。細菌感染がないのに膀胱炎のような症状が続くのが特徴です。

共通女性

監修:丸山 真理子(産婦人科専門医)

間質性膀胱炎・膀胱痛症候群は、尿がたまるにつれて膀胱や下腹部の痛み・圧迫感・不快感が強まり、排尿するといったん楽になる、という経過をとりやすいとされています。トイレが非常に近くなり、外出や睡眠、仕事に大きく影響することがあります。

「膀胱炎を繰り返している」と思って抗菌薬を飲んでも良くならない場合、この疾患が隠れていることがあります。診断や重症度の評価には専門的な検査が必要で、状態に応じた治療の選択肢があります。痛みを我慢し続ける必要はありません。

受診の目安

膀胱炎のような症状が治療しても繰り返す、たまると痛む感覚が続く、痛みで生活に支障がある場合は、泌尿器科(間質性膀胱炎の診療を行う施設)にご相談ください。

早めに相談したいサイン

  • 血尿がある
  • 発熱を伴う
  • 痛みが急に強くなった
  • 尿が出せない・出しにくい

これらに当てはまる場合は、セルフケアで様子を見るのではなく、早めに医療機関にご相談ください。強い痛みや急な変化があるときは、受診できる医療機関を早めに探してください。

主な症状

  • 尿がたまると強まる膀胱・下腹部の痛みや圧迫感
  • 強い頻尿(トイレの回数が非常に多い)・尿意切迫感
  • 排尿すると症状がいったん軽くなる
  • 尿検査では細菌が出ないのに症状が続く

考えられる背景・原因

  • 膀胱の粘膜のバリア機能の変化が関わるとされる
  • 原因は一つに特定されておらず、複数の要因が重なると考えられている
  • 食事の内容で症状が変わる方もいるとされる

セルフケアの考え方

  • 症状が強まる飲食物がないか、記録をつけて振り返る
  • 排尿日誌で回数・量のパターンを把握する
  • 冷えやストレスなど、自分の症状が変わる条件を知る

Medical notice

本ページは一般的な情報提供を目的としています。特定の効果を保証したり、診断・治療に代わるものではありません。症状がある場合は医療機関にご相談ください。

監修:丸山 真理子(産婦人科専門医)

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