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更年期・中高年の骨盤底

加齢や閉経に伴う変化が、骨盤底や排尿・排便に関わることがあります。年代に応じたケアの考え方を紹介します。

年代別

加齢や閉経に伴うホルモンの変化は、骨盤底の組織や排尿・排便の状態に関わることがあるといわれています。若いころと比べて症状の感じ方が変わってきたと感じるかたもいますが、その現れ方や程度には個人差があります。

年代に応じて、体全体の健康やほかの持病とのバランスも考えながらケアを見直していくことが大切です。変化に気づいたときは、年齢のせいだと決めつけて我慢するのではなく、専門家に相談することで選択肢を整理しやすくなります。

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FIG. 11骨盤底には、節目が二度ある妊娠・出産骨盤底が大きく引き伸ばされる。産後の尿もれは、ここで始まりやすい更年期・閉経ホルモンの変化で組織のハリが変わる。尿もれ・臓器脱・GSMが増えやすい時期その後も加齢とともに、支えは少しずつ変化20代30代40代50代60代70代〜節目のたびに骨盤底を思い出すことが、いちばんのケア。トレーニングは何歳から始めても意味があるとされます。出産経験がなくても、加齢・体質などで症状は起こります。「産んでいないから大丈夫」ではありません。
模式図。変化の時期・程度には大きな個人差があります。年代にかかわらず、気になる症状は相談できます。

ポイント

  • 変化に気づいたら相談
  • 骨盤底のケアを生活に
  • 全身の健康との関わりを意識

進め方の考え方

01

体の変化に気づく

尿もれや違和感など、これまでと違う変化がないか、自分の体調に意識を向けます。

02

全身の健康と合わせて考える

骨盤底の症状だけでなく、持病や全身の状態とのバランスも含めて専門家と相談します。

03

生活の中にケアを取り入れる

無理のない範囲で、骨盤底のケアや生活習慣の見直しを日常に取り入れていきます。

04

定期的な相談の機会を持つ

健診などの機会を活用し、専門家に体調の変化を定期的に確認してもらいます。

05

自分に合う選択肢を整理する

症状の程度や生活への影響を踏まえ、専門家と一緒に自分に合う対処法を整理します。

進め方や適した強さには個人差があります。専門家の指導のもとで行うことがすすめられます。

注意したいこと

  • 年齢のせいだと決めつけて、症状を我慢し続けないようにしてください。
  • 自己判断でホルモンに関わるものを使用することは避けてください。
  • 持病がある場合は、ケアを始める前に専門家に確認することがすすめられます。
  • ケアを続けて違和感が強い場合は中止し、早めに医療機関を受診してください。

続けるための工夫

  • 無理のない範囲で、生活の中に少しずつケアを取り入れていきます。
  • 同世代の情報だけに頼らず、自分の体調に合わせて専門家に確認します。
  • 全身の健康づくりの一部として、骨盤底のケアを位置づけると続けやすくなります。
  • 変化を感じたら、我慢せず早めに相談する習慣を持ちます。

専門家に相談したほうがよい場合

これまでと違う尿もれや違和感がある、下がってくるような感覚がある、症状が生活に支障を及ぼしている場合は、婦人科(ウロギネコロジー)や泌尿器科にご相談ください。加齢によるものと自己判断せず、専門家による評価を受けることで、選択肢を整理しやすくなります。

よくある質問

更年期の症状と骨盤底の症状は関係がありますか。

ホルモンの変化が骨盤底の組織や症状に関わることがあるといわれています。気になる変化があれば、婦人科に相談することがすすめられます。

年齢的なものだから仕方ないのでしょうか。

年齢による変化はありますが、我慢する必要はありません。専門家に相談することで、自分に合った対処の選択肢を整理できることがあります。

何歳くらいから気をつければよいですか。

明確な年齢の目安があるわけではなく、個人差があります。変化に気づいた時点で、専門家に相談することがすすめられます。

Medical notice

本ページは一般的な情報提供を目的としています。特定の効果を保証したり、診断・治療に代わるものではありません。症状がある場合は医療機関にご相談ください。