いろんな骨盤底筋トレーニングの方法

骨盤底筋は、身体の中で非常に重要な役割を果たす筋肉群ですが、骨盤底筋を意識しながら過ごしている人はほとんどいないでしょう。

体の多くの筋肉とは異なり、骨盤底筋は日常生活の動作や普段の運動で自動的に鍛えられることはありません。

骨盤底筋トレーニングの方法をしって、今日から骨盤底筋を鍛えましょう

1.骨盤底筋群の位置を知ろう!

椅子に座って、左右のお尻の真ん中らへんに触れる骨が座骨です。この座骨の間~約9cmほどの深さまで存在する筋肉や組織が骨盤底筋群です。

座っている姿勢で座骨を探すのが難しかったアナタは、座り方が間違っているかも?

骨盤を立てて座れば、すぐに探せるはずです。

2.ちゃんと動かせているかチェック!

横に寝そべり、肛門から背骨にむかって指を沿わせると、最初に触れる硬い骨が尾骨です。骨盤底筋に力を入れた時にこの尾骨が体の前後に動けば「正解」です。

日々トレーニングに際は、ぜひ意識をしながら動かしましょう。

(初級編)

ステップ1 仰向けに横たわります

ステップ2 足を肩幅に開き、両膝を軽く曲げて立てます

ステップ3 両手は体の横に下ろし、両手とつま先をしっかりと地面につけます。

ステップ4 このポジションから、女性は膣を引き上げるイメージをしながら、男性は陰茎を持ち上げるイメージをしながら、骨盤底筋を引き締めます。

これを呼吸をしながら10回繰り返します。
慣れてきたら、力を入れる時間はキュッキュッと短いパターンとギューッと10秒ほど長く力を入れるパターンの両方をやると効果的です。

(中級編:ショルダーブリッジ法)

初級編の①~③のポジションは同じ

④息を吐きながらさらに骨盤底筋を引き締めながら骨盤を持ち上げ、お尻を天井に突き上げます

⑤息を吸いながら骨盤底筋をゆるめます
これを呼吸と一緒に10回繰り返します

中級編では、骨盤底筋を引き締めるだけではなく、内臓の位置を頭側に移動させ、骨盤底筋に力を込めることで、骨盤底筋とお腹の筋肉に効果的に刺激が加わり、より効果的に骨盤庭訓が鍛えられます。

(上級編)

「正しくトレーニングできているか不安だ」という方
最も正確に骨盤底筋の動きを確認する方法は?
女性は、膣に指を挿入することで正確に骨盤底筋の動きを確認できます。指を挿入しながらトレーニングをしてみましょう。指に感じる圧力がトレーニング効果により強まる感じが分かります。また、指が膣壁に引き締められ、キュッと持ち上がる感覚を感じることができれば、適切に力が入っています。指は第2関節ぐらいまで挿入できれば十分です。

また、排尿中に骨盤底筋に力を入れて、尿をしっかりと止めることが出来ればトレーニングが出てきています。

骨盤底筋は、身体の中で非常に重要な役割を果たす筋肉群であり、尿道、膣、直腸周りに広がっています。排泄や排便のコントロール、性機能や性的満足度、そして内臓の位置を支え、姿勢をよくする重要な役割を果たしています。尿漏れや骨盤臓器脱の予防のため、セクシャルウェルネス向上のため、フレイル予防のため、男女、そしてあらゆる年齢の人に骨盤底筋トレーニングは必要不可欠です。

他にもいろんな姿勢でトレーニングができます。

1.ピップアップ法(座ったり、うつ伏せ、立ちながら)

ステップ1:背中をまっすぐに伸ばします。足を肩幅に広げます。うつ伏せの場合は膝を立てます。

ステップ2: 骨盤底筋を締め付けながら、尿道と肛門を引き締めるような感じで、骨盤底筋を収縮させます。膣や肛門を吸いあげるような感覚を持って5秒間キープします。

ステップ3: 筋肉を緩め、5秒間リラックスさせます。

ステップ4: ステップ2と3を交互に10回繰り返します。

2.バイブレーション法

ステップ1: 座位または仰向けの姿勢で、骨盤底筋に力を入れます。

ステップ2:骨盤底筋を素早く収縮させるイメージで、5秒間に10回以上骨盤底筋を締めます。

ステップ3: ステップ2を10秒間続け、次にリラックスします。

3.ウェイトトレーニング

ウェイトを使った骨盤底筋トレーニングは、筋肉強化をさらに効果的に行う方法です。キチンと力を入れられないと逆効果になる場合があるため、上級編までクリアできた方にお勧めします。

4.バランスボールを利用したトレーニング

バランスボールを使用して骨盤底筋トレーニングを行うことで、体幹の安定性と強化も一緒に可能です。バランスボールの上に座り、骨盤底筋を使ってバランスを保ちながら、軽く前後に揺れるようにします。こちらも正しく行えないと過剰な負荷になる可能性があるため、上級編までクリアできた方にお勧めします。

急に過度なトレーニングを行うと、筋肉に負担をかける可能性があります。
まずは初級編から、日々のトレーニングで骨盤底筋を強化し、健康な生活をサポートしましょう。

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